宝石は、多くの人を惹き付けてきた魅力的なものです。日本では欧米に比べて宝石文化は歴史が浅いとはいえ、近年では宝石の持つ色などの美しさのみならず、心に潤いや癒しの効果を感じる人も多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは宝石の持つ多様な魅力を説明したいと思います。
英語では宝石の原石のことを「ジェムストーン(gemstone)」といいますが、その原石を研磨やカットなどの加工を施されたものが宝石となります。
宝石と呼ばれるものには3つの条件を備えている必要があります。
宝石という物の機能は何だろうか?食物のようにお腹を満たしてくれるわけでもなく、洋服などのように身を包んでくれるわけでもなく、傘のように雨を凌いでくれる物でもなく・・・。
しかし、欧米を文化を中心に、宝石は、多くの人を魅了しています。例えば、婚約の際に左手の薬指を飾るダイヤモンドの指輪ように。
そして、真珠や珊瑚などを除いて、宝石の殆どは地球の長年の地殻の変動などから生み出された鉱物で、その同種の鉱物のうち、ある程度の大きさと美しさを持ち合わせるものだけが宝石と呼ばれます。
しかも、掘り出すまでも基本的には殆ど人力によって掘り出されており、その為に多くの時間や労力が必要となるわけです。そして、掘り出された宝石は、加工によって形を整え、また磨かれて、更にその美しさが高まっていきます。こうした作業などと相まった希少性のよるところが、人々が宝石を手にしたいと望む大きな魅力なのでしょう。
言い換えると、自然の偶然の営みの賜物と人間との出会いによって加工などの技術・技能などが出合い、はじめて『宝石』が誕生することとなり、そこに貴重さがあるわけです。